コラム

屋根の種類を知っておきましょう!

2015.12.22

建物の上部を覆うもののことを屋根といい、雨や雪、強風、強い日差しや紫外線、大気中の汚染物質などを防ぐ大事な役割をもっています。屋根は自分の目線よりもずっと上のほうにありますし、屋根があるのが当たり前になっていて、普段気にして見ることはあまりないと思います。
実は、屋根は復数種類があり、それぞれ特徴があることをご存知でしょうか。一般的に多く見かけるのが切り妻、寄棟と呼ばれる屋根です。切り妻は開いた本を伏せたような山形の屋根です。屋根と聞いてほとんどの人がすぐに思い浮かべるのはこの切り妻が多いと思います。屋根の種類の中ではシンプルな構造ですが、雨漏りの心配が少なく、雪が積もりにくいため豪雪地帯に多いのが特徴です。寄棟は4方向に傾斜がある屋根です。屋根の種類の中でも世界各地で使われ、雨の流れがよく、台風などの強風への耐風性が最も強いという特徴があります。また、正方形の間取りの建物で屋根を寄棟にするとピラミッド型になります。この場合、寄棟とは言わずに方形という屋根になります。
切り妻、寄棟はどちらも和風、洋風に合うデザインなので、多くの住宅に採用されています。そして、屋根の種類の中には、切り妻と寄棟を合体させたような形状の屋根があり、これを入母屋といいます。屋根の上部は2方向の傾斜、下部が4方向の傾斜で作られています。日本では重厚、格式が高い印象を与え、和風住宅の屋根に多いのが特徴ですが、東アジアでは伝統的な屋根です。
他にも屋根の種類はたくさんあり、傾斜がない平面でビルやマンションなどに多く見られる陸屋根、体育館に多く見られるかまぼこのように曲線を描いている屋根をかまぼこ屋根、またはアール屋根といいます。
歩いている時に何気なく建物を見上げて、変わった形状の屋根を探してみるのも良いでしょう。「屋根の種類はこんなにもあるんだ」と新しい発見があるかもしれませんよ。